私の仕事は
いわゆる対人援助。
人を救う仕事、なわけですが、
、、、救いたくない、のです。
それって
「救おうと思うのはエゴだ、コントロールだ
救うとか思ってはいけない」
と一部で言われる<考え方>ではなく
そういうコトではなくて
例えると
<木枯らし紋次郎>が…
私の中にいるようです…。
もはや知ってる人が少なそうな
レア昭和ネタですみません。
(なんとYouTubeにちょっとアップされてた)
木枯らし紋次郎は
無宿渡世人(むしゅくとせいにん—旅人的な人)で、
長い楊枝を口にくわえた、剣の達人ですが
彼を頼ってくる人を
「アッシにはかかわりのねぇこってござんす」
「あっしのような渡世人、
自分の命を守るだけで精一杯。
人様を助けている余裕なんてないのでございます」
と言って立ち去ろうとするアレです。
(アレといっても知ってる人どれだけいるの?)
けれども
なんだかんだで人を助けてしまうのです。
ちなみに主題歌は
♪ど〜こかで〜、だーれかが〜
き〜っと、待って〜いてーくれる〜
という歌。
アッシには関わりがねぇとか世捨て人風に言いながら、
人を救う気はないのだけど
結局
助けたり、誰かに関わろうとしてしまう。
「その地蔵にはどれだけの人の想いがつまっていると思っているんでぃ」
とか言って飛び出してしまうし。
あちこち
矛盾だらけじゃござんせんか!
私の中に、そんな紋次郎がいる。
なんて言われたら、、、(あくまで空想です)
ワタクシ…最初はショックを受けつつ
そのうち、
なかなかイイはたらきをしそうなんです(≧≦)!
そんな、自分に気がついてしまったのです。
バカなの?
アタマおかしいの?
私はどうしても、期待されるとだめなんです。
自分自身も助けたいなんて思ったら心底だめなんです。
・過剰にがんばって
・まちがえないように。
・余計な事をしないように
出たり引っ込んだり忙しいんです。
そんなちっさなワタクシが
「ゆらされてキモチわるかったけど、
来月も来てあげるね~♡」
って言われたら
よりよい施術を軽やかに探求しても大丈夫。
そんな広がりが出てくる感じになりそうです。
目の前に現れたキャンバスに
そのキャンバスが美しく本当に生きるように
寄り添い、創意工夫したくなる。
本来の色が蘇るような修復と言ってもいいかもしれません。
そんなわけで
あるいみ、ちっさなワタクシですけど、
<ゆらされてキモチわるくなる、
でもまた来ちゃう人が続出!>
そんな状態になっているテイで、
あっしには関わりのねぇこって…と楊枝をゆらして
立ち去ろうとしながら、
お待ちしています。
ゆらされて気持ち悪くなってるときに
魂が揺さぶられてるかもしれませんヨ^^。
……
ハイハイ、
この矛盾だらけの存在が堂々と通りますです。
自分の人生ですから。