腰痛、ぎっくり腰の再発について。
ぎっくり腰、腰痛再発の一例としてですが、
こんなことがよくおきてるようです。
腰痛が発生→
イタイ、イタイ~→
整形外科いっちゃおう→湿布で終了→
ん~、なんだか痛くなくなってきた→
よし、治ったぞ~!
数か月、数年後
うわ~!いたたた~~~!!
しかも以前の倍!!
私も経験ずみです(^^;
コンニチワ
茅ヶ崎のボディ・ワーカー/セラピスト
金魚整体、アクセス・バーズの仲丸友恵です。
これは、何がおきているでしょうか?
そもそも「治って」なかったのです。
腰痛時はからだが歪んでいます。
からだが歪んだままで固まって、
そこで痛みの炎症が引いた状態。
で、「治った」と思ってしまいがちです。
ホントウは、痛みが引く=治るではないのです。
そして湿布は腰痛を治しません。
炎症時に炎症を抑える効果はあっても、
炎症がひいたあとには冷えるので逆効果です。
未だ筋肉は緊張状態で、
なんとかバランスをとっている状態だったりもします。
大昔はぎっくり腰のあとは安静第一と言われていました。
(もうン十年以上前ですよね…)
すると、からだを動かさずにいて固まっていきます。
現在は、炎症が引いた後に、なるべく早くから
筋肉の収縮を防ぐためにも
筋肉がほぐれるような運動をするのが大事だと言われています。
(いわゆる筋トレとは違いますが)
それが再発を防止することにもなりますし、
骨格の歪みが進むのを防止することにもなります。
コルセットは筋肉の補助として、一時的にはよいですが、
長期継続は自分の筋肉を使えなくなります。
腰痛、ぎっくり腰が再発するのは、
以前の腰痛でケアもなく、
からだが歪んだまま、ムリな形でからだを支えている。
バランスをとるために、腰以外でもあちこちが過緊張、筋力低下、機能低下がおきている。
その状態で再び限界に…
という再発がありがちです。
ガチガチになっていて、機能低下も起きているので、
以前のようには回復しにくい。
いう事が往々にしてあります。
単なる自然な加齢というよりも、
からだにムリさせ過ぎだったりします。
(もちろん、それ以外の原因や病理的なこともあるのですが、
ここではそれはちょっとおいておいて、
こういうこともよくありますよ~という例です。)
なので、とにかく歪みと筋肉、神経
(もっというとファシアという組織の話をしたいのですが…)の
緊張を解放することが大事なのです。
腰痛というと、腹筋つけろなどの話もでたりしますが、
力任せの筋肉増強は気を付けてください。
これについては長くなってしまうのですが、
ともかく硬い筋肉は動きにくいのです。
関節の可動もふくめて、できるだけしなやかな筋肉をつけるのが理想です。
(イチローがそうですね。
関節や腱けんの動きを柔軟にするための筋肉をつけています)
内臓も関係しやすいです。
また、ゴリゴリマッサージで筋肉をもみつぶせば、
肉のたたきが柔らかくなるように、ちょっと柔らかくなりますが、
それを修復するために筋肉はさらに硬くなります。
そして、けっこう骨格ってすぐ歪んだりもします。
歪みも一つの原因ではないのですが(内臓、心理的なもの、etc)、
日頃の姿勢も大事になってきますよね。
施術後にお渡ししている姿勢についてのイラストです↓
あれをするな、これをするなと小うるさく言いたくないのですが、
ちょっと注意するだけでも、歪みが防げたりもします。
私は長時間のパソコン仕事をするときには
タイマーアプリを設定することがあります。
理想的には25分で5分休憩、緩めの体ほぐしをしたりします。
(昔仕事で描いたイラスト使っちゃいました)
現代の私達の生活はからだにとって不自然なことばかりです。
そんな中でも、みなさんが、より楽に健康に生きていけますように、
そう思っています(^^)/