<気づき> って何だと思いますか。
それは、本質的な幸せ度とも関わってきます。
怒りや不安が湧いてきたとき、
あなたはどこにいますか?
感情の渦の真ん中?
それとも、少し引いて眺めていますか?
その「どこにいるか」が、
幸せの感じ方と深く関わっています。
気づきについて、4つの段階(領域)という考察です。
気づきの4つの段階
第1段階:感情・思考と一体化している
ー感情、思考に飲み込まれているー
「あの人が悪い」「私が正しい」
「もうダメだ」「なんで私はこうなんだろう」と
頭がグルグル。

(絵は過去の私の絵の一部から)
怒り、悲しみなどだけでなく、喜びもです。
自分の思考が事実だとおもっている、とか
感情や思考を自分そのものと思い、
自分のこだわりを握りしめている状態です。
心理学で「認知的融合」と呼ばれるものもそれで、
自分と体験(気づき)の間に距離がないような状態です。
第2段階:少し引いて眺めている(でもジャッジがある)
ー感情、思考を操作するー
「ああ、心配をしている自分がいるな」
「またこのパターンが・・・」
自分を眺めるようにして見られている状態。
これはメタ認知と呼ばれます。
冷静に自分の思考や感情に「気づく」力です。

無分別に巻き込まれてはいないし、
柔軟さもあるけど、
「これはよくない」「変えなきゃ」という
評価・ジャッジもあります。
自分をコントロールして、
自己(自我)の理想の状態にしようとするのに役立ちます。
コーチングや、認知行動療法など。
第3段階:ただ感じている(ジャッジなし)
ー感情、思考を受容しているー
「胸のあたりが重い感じがする」
「周りに色んな音がある・・」
感情や感覚を、変えようとせずに
そのまま受け取れている状態。

「直そう」「分析しよう」とするのではなく、
ただ、そこに「ある」ことをただ受容している。
思考のスピードが自然と落ちて、
思考を超えた理解があり、
安心の感覚が生まれてきます。
一般的なマインドフルネスというのもここになります。
第4段階:ただ、気づきの側
ー感情、思考は関係(問題)なくなるー
何かの対象に集中しているわけでもなく、
ただ、「ある」ことを感知している。

例えば「青空」。
雲(感情や思考)は浮かんでは消えていく。
でも青空そのものは、
雲(対象)に左右されることなくただそこにある。
ここでは、自分がその「青空」のほうである、
「ただの気づき」です。
瞑想研究では「非二元的な気づき」とも呼ばれ、
対象を見ているのではなく、
ただ気づき、の側です。
(理解しにくい話だと思いますが)
対象(雲)と自分は無関係であり、
かつ対象と自分は同じもの
という、感覚があるかもしれません。
幸せは・・・
感情や思考に影響されている時間が長いほど、私たちは苦しい。
ポジティブとネガティブのジェットコースター。
でも、少しずつ「距離」が生まれるほど、
同じ出来事でも楽になっていく。
(乖離ではありません)
この4つの段階は、きっぱり分かれているわけでなく、
行ったり来たり、必要な時に必要な領域を、という感じです。
段階が上がるほど、問題のあるなしではなく、
「大丈夫」という感覚に近づいていきます。
(4段階目は「大丈夫」という感情的なものもありません。
雲がどんなに出てきても、
純粋で透明な青空である側だから)
気づきが深まるほど、人は自然と楽になっていく。
静けさという幸せに気づいてく。
幸せって、何か特別なものを
手に入れることじゃないのかもしれません。
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私がやっているオンラインセッションでのフォーカシング+ヒーリングは、
体の内側に感じられるぼんやりとした感覚(=フェルトセンス)に、
ただ優しく寄り添うことを重視します。
2段階から第3段階です。
そこを味わっていると、
4段階目の感覚もでてくるときがあります。
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